業者選定に関しては、為替証拠金だけに限らず、証券会社や、銀行、さらには不動産屋についても非常に重要な項目でしょう。なぜなら、本当に純粋な知識の差がお金として跳ね返ってくるところだからなんですね。このホームページは皆さんにこういった知識を付けてもらい、賢く生きてもらいたいと思い立ち上げています。
　さて、前置きはこの辺で置いておいて、本題に入りましょう。まず、為替証拠金の業者選定で重要な項目は
・最低委託金
・スプレッド
・スワップ金利
・手数料
の4点でしょう。では一つずつ説明しますね。

・最低委託金・・・担保として入れておくべき最低のお金です。基本的には、安いほうが気兼ねなく始めやすいですが、一概に安いほうが良いとか高いほうが良いとか言いにくいところです。なぜなら担保だからです。担保？？そうですね。為替証拠金は担保となるを金を先に入金して、てこの原理を生かして入金した以上に大きな額の外貨を売買することが出来るんです。もし売買をしていて差額分がマイナスとった状態のまま決済すればこの保証金から引かれるわけです。逆に利益が出たらここに加算されていくわけですね。外貨貯金として為替証拠金を使う方は100万円の最低保証金を入金し、100万円分の外貨を売買すれば良いわけですね。俗に言うレバレッジが０の状態と言うことでしょう。僕自身も、賢い使い方だと思いますよ。他の項目で述べているように手数料などを考えると証拠金のほうが有利なことが多いからですね。しかし欲に負けて大勝負をしないように注意しましょうね。

・スプレッド・・・外貨貯金で言うところのTTSとTTBの差のことです。簡単に言うと銀行などの手数料となる部分ですね。小さければ小さいほど良いです。小さければ手数料が安くて済むという考えでOKだと思いますよ。

・スワップ金利・・・外貨貯金で言うところの金利です。タダ、気をつけておかなければいけないことはマイナスがあると言うことです。スワップ金利の基本は金利の安い通貨を使って金利の高い通貨を買うときに「金利差」としてもらえるものです。ですから、逆に低金利の通貨から高金利の通貨を買うとマイナスが生じてしまいます。また、為替証拠金特有の「円売り」などでもこれと同じことになり、金利がマイナス・・・すなわち、毎日少しずつ減っていくと言うことですね。基本的には皆さんは円を基本に考えるでしょうから、ポンドやオーストラリアドルなどを買う行為によって多くの金利が得られます。

・手数料・・・売買に関して証拠金業者が搾取する料金です。スプレッドと手数料が買値や売値を決めるときの損益計算の基準となります。基本的には1万ドル（1万ユーロ）単位で数銭〜数十銭が一般的です。


その他にも色々と細かいところを言えばお金の入手金に関する手数料や、方法などで便利さが変わってくるからその辺も吟味してもらえるとだいぶ選定作業が進んでくると思うよ。